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「まって…!私も処刑人なの…。
って山本は言いたかったんじゃないか…?」
俺は声がした方を見た。
「おっ…、お前は…、死んだはずじゃ…。」
俺が見た先には、こちらに銃を向けた柳が立っていた。
「お前達が俺の腹部にしか撃ってこないから助かったよ…。」
柳は服の下から天井の破片を取り出した。
…あれで弾を防いだのか。
「春香が処刑人ってどういうことなんだ?」
俺は柳に聞いた。
どうしてそう言い切れたんだ?
はったりか…?
もしはったりじゃなかったら、なぜ柳は知っているんだ?
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