延長戦

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箱4個分の爆発によって柳は死んだはずだ。 実際にそこにはボロボロになった柳が倒れている。 「柳…。生きてるのか?」 すると柳は落ちていた刀を杖がわりにして、ふらつきながらも立ち上がった。 「はははっ…。ゲーム終了か。お前を殺せないのは残念だ。」 「ふざけんな!まだ終わりじゃねぇ…。 延長戦と行こうや!」 俺は両手に持っている銃を柳に向けた。 「…。おもしろい…。 …そうこなくてはな!」 柳は言い終わると同時に、決して速いとは言えないほどのスピードで14Rに入った。 もう柳は限界だ…。 その証拠にマシンガンを拾ってない。 しかも教室は行き止まりだぞ…。 俺は少しばかり落ちているマシンガンに目をやると、すぐに教室に入った。
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