延長戦

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俺はついに覚悟を決めた。 全てを終わらせる! 俺は柳を見た。 すると柳も俺を見た。 何故か俺は心の底から笑いが込み上げてきた。 「ふふふふふっ…、ふはははははっ…!」 気づけば二人は大声で笑っていた。 雨に負けないくらいに…。 俺と柳は笑うのをやめた。 そして俺は交差していた銃を持ち上げ刀を弾くと、銃を持ちかえ、柳を殴ろうとした。 ドカッと、鈍い音とともに柳は倒れ込んだ…。 「うっ…。」 俺の横腹にナイフが刺さっていた。
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