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しかし14とは・・・、どう見ても小学生だがなぁ。
智「ふ~ん。あとまだちゃんと聞いてなかったけど、なんで俺なんかさらったんだ?」
自慢じゃないが自分の家系はけして裕福じゃない。
まぁ不動院なら金目当てではないと思うが、
愛「なんでって・・・、覚えてないの?」
智「覚えてない?なにが?」
愛「・・・もういいよ。またね。」
智「ちょ、まてよ。」
・・・いってしまった。
なんなんだよ。覚えてないってなんのことだ?
あいつと会ったことなんてあったかなぁ。
まぁいいや。
つーか今更だがあの口調はなんだ?完璧男の子喋りだな。
爺「これ、差し上げますね。」
智「あ、はい・・・ってうわっ!いきなり現れないでくださいよ!」
爺「先ほどからノックをしていたのですが・・・申し訳ございません。」
智「そうでしたか、すいません。ところでこれなんですか?」
渡された紙袋を指差す。
爺「私もよく聞かされていませんが、体が早く治る薬だそうです。」
聞かされていないって、恐いなぁ。でも治るんなら飲んでみるか。
智「ありがとうございます。早速飲んでみますね。」
爺「いえいえ、では私はこれで。」
薬を飲む。
10分後
強烈な眠気にみまわれ、寝息をついた。
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