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智「・・・そうだ、男達に殴られたんだ。」
軽くもがいてみる。やはりびくともしない。
智「なんの目的で・・・。まさか!」
男達の顔が浮かぶ。
これ以上考えるのは止めよう・・・。
と、そのとき、
???「あれ、目覚めたのか。」
突如部屋に声が響き渡った。
しかも聞いたことのある声が。
智「もしかして・・・。」
智貴が声を出す前に、部屋のドアが開いた。
その先には
愛「ずいぶんと遅いお目覚めだね。」
予想通り、愛と爺が立っていた。
智「・・・何の冗談なんだ?」
すると、愛はくすりて笑った。
愛「冗談じゃないよ。あなたを監禁したの。悪く思わないでね。」
智「悪く思うなって・・・。」
自分勝手すぎる。なにより犯罪だ。
すると、今まで黙っていた爺が口を開けた。
爺「智貴様。あなたのご両親にはお話をつけさせていただきました。」
智「はぁ!?」
両親と話をつけた?親承認ってことか?本人に断りも無しに。
考えれば考えるほどむかついてきた。
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