プレゼント

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  それから一週間が経ちクリスマスになった しかし天城からは連絡は何の連絡も無く僕から何度かメールを送ったり電話を掛けてみたがいつも電源が入ってなく連絡が取れずじまいになっていてやきもきした気持ちで過ごしていた そしてクリスマスも終わりもう大晦日も近くなったある日 天城からメールが来た [連絡出来なくてごめんね。電話大丈夫?] 僕は折り返し電話を掛けた 「…もしもし。久しぶり」 「直樹…ごめんね。ちょっと風邪ひいちゃって寝込んでたんだ」 と元気なさそうな声で天城は返して来た 「…そうか。風邪ひいていたんなら仕方ないね。もう大丈夫なの?」 と僕 「うん。まだ病み上がりでイマイチだけど大丈夫だよ。直樹は勉強頑張ってた?」 と天城 「…もちろん。誰かさんの邪魔が無い分捗ったよ」 軽口で言ってやった 「ひどーい。それじゃいつもあたしが邪魔してるみたいじゃない。せっかく久しぶりに話したのにご挨拶じゃない?」 と怒って返してきた 「…冗談だよ。ところで天城、近く会えないかな?」 と聞くと 「あらぁ、デートのお誘い?そうね、会ってあげてもいいわよ」 笑いながら高飛車に答えてきた (相変わらずだなぁ) そう思いながら天城と話せた事でホッとしている僕がいた
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