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「こ‥こんな日に限って靴教室に置いて来るんだろ…私の馬鹿…(泣)」
と廊下を走って時計を気にしていた…私鷲宮理乃が通うここ、さいたま中央高校一年生です♪‥しかしこの学校、不便な事があって、バスの本数が少なく、最終が、16時半なのです…(ToT)
学校から出るバスの最終便が迫っていた。
自分の教室に着くとガラガラと開けた横開きのドアを開けて自分の机まで来て、探し始めたが直ぐにあった…机の上に置きっぱになっていた…
「あったあった‥あ!バス行っちゃう!」と時計を見るなりさっき入って来たドアから出ようとした時だった…
廊下や外が暗くなかった。私が床無しに気付くのが遅かった…
「な…何これ?‥落ちる!!」と青ざめ泣きながら落下していった…。こんな事、言ってる場合か!死ぬのかな私…。
「いたた‥」と腰やらお尻やらを指すっていたが、しばらくして座っているのに気付いた私‥目を開けるとそこは、さっきまで居た場所ではなく広い草原の中に座っていた…
「‥たまげた!学校に居た筈なのに、草原に居るの?そんでここどこ!?」とまぁ叫んで見たけど、建物とか民家が在るわけでもなく、かなり離れた所に森が広がっていた…
「…って言ってる場合じゃないよね‥街‥村探さないとね!」頭とお尻を叩きながら立ち上がり辺りを見回し方角を確かめ、靴を履き直し森ではなく草原の方へ歩き始めた…。
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