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隊長格の人と警備の人が、
「…本当にあの小娘が理乃殿なのか?」
「みたいですね‥(小娘は君も変わらないんだが‥)さっき聞いてましたから。」
と話していた。
「本当に本人なのか?」と今だ半信半疑‥
「本人が言ってるんだから本人よ!」と勢いで言ってしまった。
「…本当に本人…か‥。すまないが城まで一緒に来て貰いたい。」と切羽詰まった言い方だった‥何かあるのかと思わずにはいられなかった…。
「城!?な‥何故?」‥驚いた!城にとか言うんだもん…なんか頭の中グルグル回ってるよう…(汗)
「説明はする。ただここでは説明できない。」と言われ副官みたいなかっこの人が早足で部屋に入ってきた。
「そろそろ出ないとこの街も二の舞に…」とひそひそ話になっていた。知られるとヤバイ事みたいな雰囲気だった…。
「仕方ない道中歩きながら話すから準備してくれ理乃殿‥とグルウェン殿。」
「‥私も?ですか??」と警備の人が首をかしげる。
「あぁ、昔馴染みだからね…」と、にっこりと笑った‥。
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