第1章..アリスは2人

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「おはよう。アリス。」   上から声がした。 知ってる声で…知らない声…   「?」   起き上がって見るとソコには男の人がいた。   知ってる人で…知らない人…     「初めまして…可愛いアリス。」   男の人はそう言って会釈した。   気づかなかったケド 男の人の後ろには もう1人誰かいた。     「アリス…?」   私は“アリス”が何かわからなかった。   「君達の名前さ。」     [君達…?]   私は“達”と言う言葉を聞いて気づいた。   私がさっきから繋いでいる私のじゃない誰かの手に…  
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