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なのにやたらここでバイトをしたがる隼人。
この店の早番と遅番にあわせて遅刻、早退、欠席は留年スレスレにしまくっている。
隼人:「いーじゃん理由なんか。それに俺この店好きだからさ!!」
ニカッと笑う隼人の笑顔は人なつっこく、この笑顔にコロっといってしまう女の子がかなり多い。
しかし雪は小さい頃から隼人を知っているため全く動じない。
雪:「んなこと知ってるわ!!学校行ってきなさい!!このチンピラが!!おばさんが泣くわよ!!」
隼人:「チンピラなんかじゃない!!そういうセッちゃんはパンチラだったじゃないか!!」
雪:「んなっ!!」
隼人:「昔はいつもスカートをパンツにはさんでたじゃん!!パンツの色は今でも覚えてんだぜ!!」
次に隼人がパンツの色を言おうとした時、雪に顎から頬までガッツリ片手で掴まれた。
雪:「それ以上しゃべったら頭カチ割るぞ小僧。ぁあん??」
雪のヤンキーさながらのガンとばしにビビる隼人。
隼人:「す、すえましぇん(すみません)」
素直に謝ると雪はフンと鼻息を荒し掴んでいた手を離すと、隼人は痛そうに頬をさすった。
この二人は兄弟のように仲が良い。
…うん、
君達仲良いよね??
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