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『ちーす』
突然事務室のドアが開き青年が入ってきた。
雪:「お~隼人、おはよ」
隼人:「セッちゃん!!あ、由宇さんもどもっす。」
由宇:「おはよ。」
隼人と呼ばれた青年はここでバイトをしている。
関 隼人(せき はやと)
17歳でまだ高校生である。雪とは幼馴染みでご近所さん。
雪:「あれ、隼人今日学校は?」
今日は金曜の平日だ。
高校生は学校に行っているはず。
隼人:「早退した!!」
ケロっと言っちゃうよこの青年は。
雪はまたかという顔をして溜め息をついた。
雪:「あんたさ~学生なんだから勉強第一でしょう??」
隼人:「俺にとっては金が第一!!」
雪:「なんであんたが金必要なのよ。おじさん社長じゃん。」
そう、隼人の父親は有名な会社の社長。
遊ぶ金だってもらえるはずなのだ。
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