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【ごめん…別れよう?】
優介と別れるのには、もう一つ理由があった。
中学の友達と遊んでる時、優介とメールをしてた。
奈緒への優介からのメールは途中で途切れた。
けど、友達へのメールが途切れる事はなかった。
そんな事が多々あったのも理由の一つだ。
それでも、優介は名前に優とつくだけの事はあると言っていいぐらい優しい人だった。
【告白したのは奈緒だったけど、俺、今は本当に奈緒の事好きになったよ。だから…別れたくない…】
そんな優介に罪悪感を感じた。
しかし、愛しいと思う事は出来なかった。
【ごめんね…】
うちらは、メールで始まりメールで終わりを告げた。
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