~ 不 安 ~

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   2007年1月某日 「15年も住んだこの街を離れる……。もう2度とあいつらと会わなくて済むんだね……」 小池輝優(かなた) とある『理由』でこんな時期に大きな不安を背負ったまま、東京に引っ越す事になった。 本人にとっては今にも封印したい忌まわしい記憶……。 「搭乗するから、来なさい❗」 輝優の母が、そう言った 「分かった❗」 輝優は妹2人を連れて両親の元へいき、飛行機に乗った 輝優は自分の未来に大きな不安を抱いた そのことで考えごとしていた 気付けば東京に着き、空港を離れ、自分の家に向っていた 都心に近づくにつれて輝優は思う 「やっぱり、東京は首都だけあってスゴイなぁ……」 と。  
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