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輝優は1人、部屋にいた
【新しい学校、新しい教室、新しいクラスメート……あの時のようにならないと良いけど……あんな思いは、もうしたくないよ……】
辛い過去の記憶……消したくても消えない記憶……
輝優は、消し去りたい過去の記憶と戦っていた。
【腹をくくるしかない❗】
と分かっているものの過去の経験が焼き付いてなかなか、前向きな気持ちで行く気にはならなかった
輝優は時間と戦っていた
こういう時の時間というのは、残酷すぎるほど、早く過ぎて行くのであった
【腹くくれないなんて弱いな】
そう思いつつ、どうしようも出来ない自分に苛立っていた
この時、期待はほとんど消えていた
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