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色々考えている内に、教室の前についてしまった。
「おい、矢崎。お前、何で俺なんかにくっ付く?こんな不良には嫌がるだろ、普通は」
教室の入口付近で俺は、先ほどから聞きたかったことを言った。
「それは…放課後…話しま…す…」
「…あぁ、頼むぜ。そろそろ離れろ。いいだろ?」
「…はい」
俺が質問した後で矢崎は手を話し、一緒に教室へ入っていった。
入った時には予鈴が鳴っていた。
和樹と柴田が何やら賑やかなのが見受けられる。
そして、前の席から俺達二人を見てニヤニヤしている勇と雄二が…。
(おい…、勘違いするなよ…)
俺はそう思いながら席についた。
(次のページは、更なる和樹パートです)
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