92人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は「八神 大輔」。
俺は、この学校の一団のリーダーをやっている。
いわば、不良の様なものだ。
自分の特徴的な性格を言ってしまえば、面倒くさがりやだ。
「今日から二年・一学期か、面倒くせぇ」
そう言いながら俺は、今いる教室の時計を見る。
8:25、もうすぐだった。
その後に、勇と雄二が入ってくる。
『おっす、大輔』
二人は息ぴったりに言った。
仲良き事は美しきかなとはこのことか。
「なぁ、大輔。今日は学校サボって、ゲーセンでもいかねぇか?」
いつもの友からの誘い。
嫌と言うわけではない…が。
「何言ってんだよ。ここまで来て学校サボる事なんて出来るか。それに…ほら」
二人が大輔の向く視線の方向を見ると、担任が来ていた。
更には、先ほどの大輔達のサボりの話を聞いていたらしく。
「さて、他の先生に見張りを頼んでおこうかな」
などと言い立てた。
「…な?」
大輔は、二人の納得の意思を確かめた。
「……そうだな」
「お…おう」
勇と雄二は頷き合い、素早く席へ戻る。
最初のコメントを投稿しよう!