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「これだから…」
その娘はボソッと呟いた。
途端、
断末魔が聞こえ、血の噴水があちこちから噴き出た。
「隙だらけ…」
いつの間にか少女は血まみれの小刀を握りしめ、佇んでいた。
着物は乱れもせず、返り血を浴びた様子もなく…
沖田「なんだこの子は…」
流石の沖田もこれには息を飲んだ。
「あぁあ、おべべが汚れるかと。まぁたアイツらにグチグチ言われ…」
なんやかんや独り言を言いながら颯爽とその場を立ち去っていった。
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