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絶対食べ切れないだろうと践んでいた40人前(あの後10人前追加注文したのだ…)をいともたやすく胃袋に納めた少女は、
おもむろに僕に話し掛けてきた。
「あのさぁ、あんたさん名前なんて言うん?」
「僕ですか?」
当然【沖田総司】なんて
言えない。
絶対離れていってしまう。
人斬りのこんな名前なんて…
「ねぇ、どないしたん?いきなり黙り込んで…?」
「----…え?あ!!僕の名前は惣次郎です。沖田惣次郎。」
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