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そして…
その 砂の上には 何かの
花の芽のようなものが
生えた…
コノヤロー！！！！
おかんを もとの 姿に もどせー！！
アダムは 涙を ボロボロ流しながら
ロボットに 殴りかかる！！
アダムが ロボットに 触れた 瞬間…
………
力が 入らない…
クソー！！
何なんだよ！！
おまえはー！！
化け物ヤロー！！
声も でているのか わからないまま…
アダムは 叫んでいる…
静かにしろ…
だまって ついてこい…
冷静な声で 静かに 口をひらくと
ロボットは 少し ちゅうを 浮きながら 動きだす…
アダムは 体を 何かの 見えない 針金で がんじがらめに されたように ロボットに ひきずられてゆく…
この建物は…
親父の 会社！！
待てっ
もうやめてくれっ！！
やはり アダムは 声が でない…
もがいても もがいても
やはり 目の前で 親父も おかんと 同じ ように…
あの 苦しむ顔は 実の 親でも 吐き気を おぼえるほど 頭に 焼き付いている
大人に なったら お兄ちゃんと 結婚するんだぁ
と いつも いって くれていた 妹まで…
その後には 見たこともないないような 綺麗な
花が 咲いた…
ウワッー！！
ウオッー！！
アダムは 気が狂ったように 叫んだあと
放心状態で 声を ふるわせながら 言う
何が 目的なんだよ…
たのむから やめてくれ…俺が 俺の家族が 何したって…
ロボットは 何も 答えず また
スーッと 動きだす
公園の バスケットコートで 汗だくに なって シュート練習を してある アキラ…
おうー！！ どうした アダム 変な ロボット連れてー！！
新しい ラジコンかぁ？
くっ…苦しい
やめてくれよ アダム…
なん．．．
アダムは アキラと 初めて あって お互いが きにいらなく 殴りあったこと…
同じ バスケ部の マネージャーに 惚れて
二人とも フラレテ だきあって 泣いたこと
三年間の 思い出が 走馬灯の ように 蘇った…
アキラー！！！！
やはり 綺麗な 花が咲いた…
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