T字路
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どんなに歩いても、疲れなかった。だか、走る気にはならなかった。道はずっと1本道だった。 しばらく行くとT字路があった。 そこには、壁に文字が彫られていた。 『自分がとった行動のほうへ進め。 犬が捨てられていた。 ←拾う 拾わない→』 そのとき、思い出した…
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