「母の願い」

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 冬のある日、私は「母」になった。                 正直、こんなに「我が子」が可愛いものだとは、思いもしなかった。                             何があっても、何としても守ってあげたいと思うものだ・・・とは良く云ったものだ。                        守ってあげたい。                      彼が人生で、何かにつまづいた時に、見守りつつ、必要があれば、そっと背中を押してあげられるような存在で在りたい。                             これからの混沌とした世の中で、彼が無事に生きていけるように。                  どんなに傷ついても、辛く苦しいことがあっても、強く生き抜いて欲しい。                          それが、ささやかな母の願いです。image=38620664.jpg
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