序章

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僕はマスターに正直に話した 「うん。実は某雑誌に投稿して返事が返ってきたんだ。その人に返事を出して今待ってるんだよ」 するとマスターは微笑んでこう言った 「あら、よかったじゃない~でも今までよく我慢したわねぇ。わたるくんならいくらでも声掛かりそうなのにねぇ」 僕は首を横に振りながら 「そんな事ないって!僕なんか全然だよ!」 と笑って言った 「まぁ、でもよかったんじゃない?いい返事来るといいわねぇ」 「うん。ありがとうマスター」 と言うと、マスターは向こうのお客さんのグラスが空いていたのに気付き、そのお客のところへ足早に行った。
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