序章

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昨日、あれから酔っていた僕の隣に誰かが座って、話し掛けられていた。 誰だかは思い出せないが、プヨプヨした感覚があった。 なぜかというと、まともに歩けない僕を半分おぶって、タクシーに乗せてくれたみたいで、どうやら僕はそれでここに帰れたみたいだった。 何を話したのか、どんな人だったのか結局わからないままだった 僕は気になってはいたが、ヨシさんからの返事が気になって、その事はすっかり忘れてしまった。 あくる日僕は仕事に行ったが、返事の事ばかり考えていて仕事もロクに手がつかなかった。 その仕事も早々に切り上げて、僕は家路を急いだ。
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