序章

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なぜかというと、そろそろ返事が来そうだったからだ 早速家に帰った僕は、すぐにポストを開いてみた。 「あった!」 手紙が一通届いていた。 ヨシさんからの返事だった。 僕は急いで部屋に行き封を開けた 《わたるくん、返事ありがとう!僕もわたるくんの事がとても気になります。よければ時間の都合がありましたら、一度お会いしたいのですが、よければこちらへお電話ください。よろしくお願いします!では返事待ってます。》 手紙はこんな内容だった。 嬉しくてすぐに電話をしたかったが、少しためらった。 緊張してもし何も喋れなかったらどうしよう。 実は僕は電話がすごく苦手で、特に初対面の人と喋るとなると、まともに会話できないのが、目にみえていたからだ。
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