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でも、もう後には引けなか
ったよな。本当に俺の子だ
ったんだもん。
一番俺が気にしてたのは、
真由子の体のことじゃなく
自分の親に対して何て伝え
ればいいかそれだけだった
学校の給食、家の食事なん
か喉を通る訳がなぃ。
親は俺を心配してたし、何
より、姉が俺を心配してた
「新一郎、あんた最近変だ
よ?ご飯も食べないし、、
勉強もしてないし、遊んで
もいないでしょ?悩み?
悩んでるなら話聞くよ。」
全て話たかった。
話す相手もいなかったし、
相談する友達だっていなか
ったから、学校の奴に話し
たら、噂で広がるし。
んでも心が俺を止めた。
話しちゃいけない。
姉さんにも話さなかった。
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