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「あとじゃダメかな?修??」
「はっ?別に俺は関係ないからいいけど…」
「いいわけないだろ!!先生を待たせるなんて何を考えているんだ!」
卓実って…なんか真面目過ぎるんだけど…。
「じゃあ、私行ってくる!!」
「彩音!……大丈夫?」
「へ?なにが?別に先生怖くないよ。」
「そういう意味じゃなくって…。」
ギュルルルーグリュー
「………。」
私は卓実の顔色を伺ってみた。私と目が合うと『早く行け!』とせかすかのように睨み付けた。
マジて涙でてくるんですけど…。
しょうがなく職員室のほうに足を向けた。
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