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あの日の出会いカラ,
私はタッキーと過ごすことが多くなった。
私とタッキーは,似ているところが多いコトが分かった。
他人に深入りしない。
同情はもらわない。
あげない。
他にもあるだろう。
ここまで似ているとは思ってもみなかった。
「タッキーはモテるでしょ??」
「へ??」
私が突然聞いたせいか,タッキーは変な声をあげた。
私自身,なんでこんなコトを聞いたのか分からなかった。
「ユーヒだってモテると思うゼ??」
「私みたいな…無愛想な人,好きになる人はいないよ」
「俺はユーヒのキャラ好きだな」
唐突に言われて,反応がおかしくなった。
「!?!?///////」
「あ,顔真っ赤」
タッキーに言われなくても分かった。
凄く顔が熱い。
なんで………
今,心臓がこんなにも煩く脈打ってるのだろう……。
その頃の私には分からない気持ちが疼いていた。
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