幽霊?それとも…

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校内… 直樹「確か、ここら辺で幽霊と出会ったんだが」 美希「一見すると普通の廊下にしか見えませんが」 直樹「そうだな、何も無さそうだし教室に行くか」 美希「はい、兄さん」 そして、諦めて教室へ帰ろうとした時、何処からか視線を感じた。 直樹はあの女の子だと思い後を振り向くとそこには……………雄二が立っていた。 直樹「何をしているんだ………雄二」 雄二「いや~、直樹がここら辺で幽霊を見たとか言ってたから、幽霊みたいに視線を送って見たら……くくく…」 直樹「何がおかしいんだ、雄二」 雄二「嬉しそうな顔してこっち見たんだぜ、傑作としか言い様がないよ アハハハハハ」 直樹「こ、こいつだけは 美希「に、兄さん落ち着いて下さい」 直樹「大丈夫だ、美希。 別に怒ってないから」 直樹「なぁ、雄二」 雄二「ハハハハハハ……ハァ…ハァ…なんだ?直樹」 直樹「さっきの、お礼に良い事を教えてやるよ」 雄二「良い事?」 直樹「ああ、おまじないなんだが、これを女子にすると、雄二に惚れるんだがどうする?」 雄二「な、なに、本当か直樹!」 直樹「ああ、本当は秘密なんだが親友のお前には教えてやるよ」 雄二「な、直樹、ありがとう」 直樹「いいってことよ、それよりやり方を、説明するぞ」 雄二「あ、ああ、頼む」 直樹「まず、自分の上履きに好きな子の名前を書く。その次に、その上履きを好きな子の頭に投げて、当たれば成功だ」 雄二「それだけで良いのか?」 直樹「ああ、やってみろ」 雄二「分かった」 そして、馬鹿な雄二は作業に取り掛かった。
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