幽霊?それとも…

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良く見ると麻衣が何かを書いている事に気付いた。 直樹「よっ、麻衣」 麻衣「あ、おはよう、直樹」 直樹「さっきから何書いてるんだ?」 麻衣「ああ、これ? クロスワードだよ」 直樹「クロスワード?」 麻衣「直樹も、やって見る?」 直樹「う~ん、そうだなぁ、雄二やって見ろ」 雄二「何で、俺がそんなことしないといけないんだよ」 直樹「バカ、良く考えろてみろ。 ここでお前の頭の良さを女子にアピールすればモテモテだぞ」 雄二「そ、そうか、考えたな直樹」 直樹「ああ、だからクロスワードをやって見ろ」 雄二「ああ、任せろ。 井ノ上、俺にやらせてくれ」 麻衣「う、うん、はい」 雄二「えっと、縦の1『元日から三日までを何と言うか』こんなの簡単だぜ。 答えは『三連休』っと」 直樹「(馬鹿かこいつは)」 雄二「次、縦の2『さは砂糖、しは塩、すは酢、ではせは何と言う調味料』」 直樹「(流石にこれは分かるだろ)」 雄二「せ…せ…せあぶら?」 直樹「…………」 広樹「せあぶら何て言う調味料なんか在ったか?」 麻衣「調べたらあるかも」 美希「いや、無いですから」 直樹「予想以上の馬鹿だなこいつは」 直樹「まぁ、もうすぐで授業が始まるしほっとくか」 広樹「そうだな」 美希「じゃあ、兄さんまた後で」 麻衣「雄二君、ほっといても良いのかな?」 直樹「ああ、いいって、俺が何とかするから、麻衣は早く席に付け、授業始まるぞ」 麻衣「じゃあ、直樹よろしくね」 直樹「ああ、任せろ」
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