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次の日の朝…
直樹「今度こそ、本当に見たんだって!」
雄二「また、言ってるのか」
美希「吉原君、本当なんですよ!」
広樹「もしかして、美希ちゃんも見たの?」
美希「はい、確かに兄さんの言う通り、あの子は幽霊でした」
麻衣「えぇ~、美希ちゃんそれ本当?!」
美希「はい、そうですけど、どうしたんですか?」
麻衣「う、ううん、何でもないよ」
直樹「もしかして麻衣、お前幽霊苦手なのか?」
麻衣「そ、そそ、そんなことないよ」
直樹「やっぱり、怖いんだな、麻衣」
麻衣「う、うん………実を言うと苦手…なの」
雄二「そんなことより、幽霊の話だ!」
広樹「う~ん、流石に美希ちゃんも見たんなら、いるのかもな」
雄二「でも、それだけじゃまだ信じられないぞ」
直樹「だったら、夜学校に忍び込んで、調べるってのはどうだ?」
広樹「確かに夜なら幽霊も出やすいかもしれないが、危なくないか?」
直樹「大丈夫だって」
美希「何を根拠に、そんなことを言っているのか分かりませんが、それには賛成です」
雄二「折角だから、肝試しにしようぜ!」
広樹「おっ、それ良いな」
直樹「よし、決まりだな。
じゃあ、今日の夜七時に校門前に集合な」
雄二「分かった、じゃあ授業も始まるしまた後でな」
直樹「おう!」
こうして、幽霊探し&肝試しをすることになった。
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