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その頃、雄二の企みを知らない直樹達はと言うと、
直樹「夜の音楽室と言っても、そんなに怖くないな」
美希「そ、そうですね」
直樹「なんだ美希、怖いのか?」
美希「怖いわけ無いじゃないですか。
ねぇ、麻衣ちゃん」
麻衣「う、うん、だだだ大丈夫だよ」
そう言いながら麻衣は俺のうしろでガクガクと震えていた。
直樹「全然、大丈夫そうに見えないんだが………」
美希「そんなことより兄さん、早く調べて次行きましょう」
直樹「ああ、そうだったな。
じゃあ、早速調べますか」
そして、調べること15分………
直樹「う~ん、ここには何も無いみたいだな」
美希「それでしたら、次の場所に行きましょう、兄さん」
直樹「そうだな、じゃあ、次は何処を調べようか」
麻衣「確か、直樹達が見た幽霊って廊下で見たんだよね?」
直樹「ああ、そうだがそれがどうかしたのか?」
麻衣「だったら、あまり時間も無いしその周りの教室や廊下とかを調べれば良いんじゃないかな」
直樹「確かに、麻衣の言う通りだな。
よし、そうと決まれば次行くぞ!」
直樹はそう言うと幽霊を目撃した場所へと移動したのだった………
そこに、雄二達がいるとも知らずに。
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