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その後2…
フックボールを投げる事に悩みながら、ただ投げてる日々…
こんな状態では点数も出ない…
だがある日の出来事…
何時も通りに仕事終わって三人で友達と駐車場に着いて車を降りた時に何時もの優しく心強い声が…
支配人→拓海さん‼
拓海→あっ‼おはようございます。珍しいですね、駐車場でなんて…
支配人→嫌々たまには駐車場の誘導でも…
なんて日常の会話して何時も通りにボウリング場に入ろうとした瞬間………
支配人→ちょっと拓海さん待って‼
拓海→どないしたんっすか⁉
支配人→良かったらなんやけど、在庫残りで返品するボールあるんやけど、三千円でどうですか⁉みんなの分ありますよ‼
拓海→えっ⁉⁉⁉
その時は意味が解らんまま三人共々二つ返事で『はい‼』って答えた…
今考えても新品のボウルで今ならボウルの価値が解るけど、〇万円するボウルを三千円って…
多分今なら冷静に見れるけど、みんなでプロショップ前で『やっぱマイボール高いよね‼』とか『でも曲げたいしなぁ~』とか聞いてたんだと思う…
その時は…『ラッキー‼』安くで手に入るしか思えなかった…
ほんまに今となれば、友達の一言でボウリングに嵌り、支配人の姿に憧れてマイボーラになりたくて…
レールにひかれる様にこの日に…『マイボウラー拓海』の誕生となりました…
1章 マイボウラーまでの…
END
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