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もう一つ。
新たにこれは今まで出なかったパターンです。
それは『古字は漢字ではない』という批判について。
古字とは例えば『國』のように昔使われていた漢字です。
『國』は『国』の古字であることは団塊の世代の人達なら分かるでしょう。勿論それ以外の人達が分からないとは言ってません。
閑話休題、ギネスには『龍×3+雲×3』の『だいと/たいと/おとど』という84画の漢字が日本で最も画数の多い漢字であると認定されているのは知っている人も多い筈(どっかに載ってます)。
しかしこれは“現在使われている漢字”の中で画数が一番多い字であって、“古字は含まれていない”ということです。
古字は現在は使えませんが、漢字であった字、即ち漢字の先祖とでも言っときますか――とりあえず漢字であった字です。
では漢字ではない。
と導いてしまう人もいる筈。
よく考えてみて下さい。
確かに作者は100画を超える漢字を載せています。そしてそれは現在使えません。
けれども、作者は“現在使える漢字だけを掲載する”とは“一言も言ってません”。
現在使える漢字だけを掲載すると言えば、作者は嘘を吐いていることになりますが、言っていない以上、元々は漢字であった漢字を載せても問題ない筈。
それでも『それは屁理屈だ!!作者死んじまえ!!』と言う人に一言。
“小説とは書く人が自由に書くものです”よ。
貴方にその自由を束縛する権利はありません。以上。
恐惶謹言。
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