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北から吹く風に打たれながら
日々募る貴方への想い
忘れられず過ごす日々は
色の無いパレットで描く夢を見る
二人出会って何が生まれたの？
果てしない空に流れる雲は
貴方の気持ちによく似てる
出会わなければよかった
愛さなければよかった
通り過ぎる人込みに貴方を探す事もなかったはずなのに
触れなければよかった
関わらなければよかった
身体に残る温もりさえ冷めないままじゃ
一歩さえ踏み出せない
記憶に頼る想い出に
合わせ鏡は何を映す？
移り変わる季節に過ぎた恋を
純愛と呼ぶにはあまりに儚い
出会わなければよかった
愛さなければよかった
明日に戸惑い彷迷う程に
涸れぬ涙に溺れてしまう
触れなければよかった
関わらなければよかった
掻き消えた風の語りさえ聞き取れない
出会いを悔やみながら
貴方の面影を求めてる
嫌とも言えない昨日の様に
欠けたパズルを探してる
出会わなければよかった
愛さなければよかった
移ろう眼差しなんか見たくなかった
触れなければよかった
関わらなければよかった
語り明かした今日でさえ今は無い
出会えてよかった
愛せてよかった
愛してると言えた過去はある
触れてよかった
関わってよかった
失った恋でさえ私を生かすの
妖しの様に燃え盛る華の中で
私は貴方を想い夢を描く
覚めない夢をこのままに
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