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フレイ
「さあな、詳しい意味はわからん。」
アルフ
「エルフ族は全てが謎に包まれていますからね。」
シーナ
「そっか…。ん?じゃあ、アルフとかフレイはなんの種族なの?」
アルフ
「私たちフィリタリアに住むものは、どちらの種族にも属していないのです。魔族やエルフ族のように特別な力はないものの、それなりに知恵のある種族とされています。」
シーナ
「へえ…そうなんだ…。」
アルフ
「これでだいたいは説明したでしょうか。この世界のこと少しはわかっていただけましたか?」
-にっこりと-
シーナ
「うん!!まだわかんないことだらけだけど、とりあえず種族についてはわかったわ!」
フレイ
「よし!じゃあ今日のこいつのお守りはここまで!アルフ、ちょっといいか?」
-真面目な顔をして-
アルフ
「フレイ…。ええ、わかりました…。では、シーナをお部屋までお送りしたあと…」
シーナ
「大丈夫だよアルフ!部屋の場所は覚えてるし、1人で行けるよ!!じゃ!」
-慌てて逃げる-
アルフ
「あっ…シーナ!!」
フレイ
「気がきくじゃねえかあのガキ。」
-ニヤニヤしながら-
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