第2章

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フレイ 「さあな、詳しい意味はわからん。」 アルフ 「エルフ族は全てが謎に包まれていますからね。」 シーナ 「そっか…。ん?じゃあ、アルフとかフレイはなんの種族なの?」 アルフ 「私たちフィリタリアに住むものは、どちらの種族にも属していないのです。魔族やエルフ族のように特別な力はないものの、それなりに知恵のある種族とされています。」 シーナ 「へえ…そうなんだ…。」 アルフ 「これでだいたいは説明したでしょうか。この世界のこと少しはわかっていただけましたか?」 -にっこりと- シーナ 「うん!!まだわかんないことだらけだけど、とりあえず種族についてはわかったわ!」 フレイ 「よし!じゃあ今日のこいつのお守りはここまで!アルフ、ちょっといいか?」 -真面目な顔をして- アルフ 「フレイ…。ええ、わかりました…。では、シーナをお部屋までお送りしたあと…」 シーナ 「大丈夫だよアルフ!部屋の場所は覚えてるし、1人で行けるよ!!じゃ!」 -慌てて逃げる- アルフ 「あっ…シーナ!!」 フレイ 「気がきくじゃねえかあのガキ。」 -ニヤニヤしながら-
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