第3章

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スタン 「ゴホン…陛下?」 -話を戻すように- 国王 「ああ、案内人だったな。大臣。」 大臣 「はっ。かしこまりました。」 国王 「…?…ところでシーナ、そのペンダントは?」 シーナ 「え?…あっ!いつの間にポケットに…」 国王 「見せてもらっても良いか?」 シーナ 「あ、はい…」 国王 「…………これは…まさか…」 スタン 「陛下?どうかなさいましたか?」 国王 「ごほんっ…いや、実に見事な細工だ。思わず見とれてしまったよ。シーナ、これをどこで?」 シーナ 「家の…屋根裏です。父の形見だと聞いてますけど…」 国王 「お父上の名は?」 シーナ 「……え?…シンですけど…」 国王 「……そうか。くだらない質問をしてすまない。さあシーナ、案内人が用意出来たようだ、部屋でくつろぐと良い。」 -そうかは真面目にその後は笑顔- シーナ 「……?…はい…」 シーナ(M) 「またこのペンダント…。そういえばこっちに飛ばされたのもこれが原因なんだよね。一体このペンダント…なんだっていうの?」 国王 「あの宝石は…」 -シーナが去ったのを確認した後- スタン 「陛下、あの宝石はまさか…?」 国王 「お前も気づいたか。おそらくあれは……………」  
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