「不良世間∞」

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さぁ、俺の時代だぜ!   荒くる俺の魂 拳握りしめて 紅く染まった我は行く   狂喜と狂気 それは俺様 あの女かどの女か 狂気に満ちた欲望   いつになく静かな俺 退屈な日々を送り 金に目が眩む亡者ども 相手してるうちに   俺は何を求めて 何処へゆくのか わからないままで 時間は過ぎてゆく   荒くる俺の魂 拳握りしめて 紅く染まった我は行く   狂喜と狂気 それは俺様 あの女かどの女か 狂気に満ちた欲望 荒くる俺の魂 拳握りしめて 紅く染まった我は行く   狂喜と狂気 それは俺様 あの女かどの女か 狂気に満ちた欲望 錯乱としたなかで輝く 一人の少女に 俺は目が離せずに その場に立ちつくす   気がつくと少女に 近寄り 抱き寄せて訳もなく 髪に触れてしまった   あの少女は誰なんだ 俺の中で脈うつ 鼓動の意味は何なのか   名前も知らない 少女に一目惚れ 狂気で彼女を 血に染めてしまった   どうしようもなく 自分は青ざめ 少女を抱え呆然とした   無意識に病院へ 俺は警察へ 自主して監獄へ そして涙流した   彼女を想い 無期懲役期間 誰からの連絡もなく 俺は孤独で暗闇にいた   荒くる俺の魂 拳握りしめて 紅く染まった我は行く   狂喜と狂気 それは俺様 あの女かどの女か 狂気に満ちた欲望   そんな時に誰か訪ねてきた 彼女だった 俺は天国にいるかのようだった   彼女が俺を救ってくれた 俺は牢獄から解放され 彼女と永遠の眠りへ…
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