第二章:夏休み

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アベルは剣をそっと置き、眠りについた。 翌朝 アベル「ヤッベ!遅刻だぁぁぁぁ!」 アベル「セーフ!!」 ベシっ 先生「アウトだ。」 エレナ「おはよう。」 アベル「ったく思いっきり殴るんだもんなぁ。」 アベルは頭を擦っている。 エレナ「それより、結構集まったでしょ!」 そう言われれば………………… 正門には二人の他に男女6人がいた。 ラウル「来てやったぞ。ありがたく思え。」 仲良く話したことがあるのはラウルだけ。 後は………… 「ヤッホー!海だぜ、海。」 ビリ―・ロビンソン。 陽気でお調子者だが、実技はクラスで2位の実力。 「自習なんてかったるいことやってられないわ!」 ミネア・マリーシア プライド高く、気が強い。 成績は並 「これで少しは皆に追いつける。」 カズヤ・フジワラ 東洋の国からやってきたアジア人。 成績は下の方。 「……………遅い」 メイリン・サルマン 無口で謎が多い女の子。 いつも親友と一緒にいる。 成績は並より上 「仕方ないでしょ。スカーレットだもん。」 彼女はカリナ・レイニン。 メイリンの親友。 学級委員で皆を引っ張る力がある。 成績は上の方。 そして先生のミルファ・アルサート。 軍に所属していた頃は〔破王〕と呼ばれるハンマー使いだったらしい。 アベル・ラウル・エレナ・カズヤ・ビリ―・ミネア・メイリン・カリナ・ミルファ先生の8人で夏合宿を行うことに…………… 先生の運転するバスに乗り、エルド海に向かった。
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