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ボガァァァァン!
外からとてつもない爆音が聞こえた。
ミネア「何?」
カズヤ「あ、あれ!」
カズヤは窓の外を指さした。
ラウル「なんだよ………あれ………」
窓の外には武装した人間が複数立っていた。
「我々は反帝国バルザックの戦闘隊[シグマ]の3番隊である。
私は隊長のグリトニーというものだ。
帝国運営の施設であるため攻撃する。
人がいた場合は殺せと言われている。
悪いが死んでもらう!」
言葉が止んだと同時に兵士がこちらに向かって歩いてきた。
先生「こんなときに…………しかも、シグマとは………」
カリナ「シグマって何なんですか?」
アベル「エリート戦闘部隊のことだ……」
アベルが低い声で呟いた。
グリトニー「アベル・スカーレット!居るのは分かってる。出て来い!」
皆が一斉にアベルを見た。
アベル「やはりな…………」
先生「ダメだ!行くな!」
アベル「大丈夫ですよ………すぐ終わりますから。」
アルスは剣を腰にさし、部屋を後にした。
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