第三章:剣魔

9/19

515人が本棚に入れています
本棚に追加
/335ページ
ラウル「それより、いいのかよ………エレナのことは………」 ミネア「そうよ。多分あの子が一番ショック受けてるはずよ。」 アベル「でも何て言っていいか………」 カズヤ「バカだなぁ。謝れば良いんだよ。」 ビリー「勢いで行っちまえ!」 メイリン「……なんとかなる。」 カリナ「フィリアネスがそんなに酷い子じゃないってのはアンタが一番分かってるんじゃないのか?」 アベル「ああ、そうだった。ちょっと行ってくる…………」 アベルは走って宿舎に入って行った。 ラウル「世話のかかる奴だなぁ…」 呆れたようにため息をつくラウルだが… ビリー「それはお前もだろ?」 メイリン「………そのとおり」 カズヤ「秘密にされてたのが寂しかっただけなんて…………」 ミネア「殴られるまで分からないなんて…………」 カリナ「お前も充分世話がかかったよ。」 ラウル「す、すいません…………」 皆は再び笑い会った。
/335ページ

最初のコメントを投稿しよう!

515人が本棚に入れています
本棚に追加