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―麻衣、安原、ジョンペア―
安「たしか霊のいるところは温度が低いんでしたよね？」
安原さんの言う通り、霊がいるところは温度が少し低いの。
それから安原さんの学校であったみたいに異臭がしたり、ビデオやパソコンなどの機械が反応しなかったり…
霊と機械は相性が悪いんだって。
今あたしたちが測ってるのは4階の音楽室。
ジ「異臭はしないですけどね。」
安「音楽室って言うと勝手にピアノがなりだしたり壁にはってあるベートーヴェンの目が動き出したり…」
麻「Σちょっ、やめてよ安原さん!!」
安「あはは、すいません。」
でも安原さんの言う通り、音楽室はなんか不気味な感じがする…
ピピピピピ…
麻「Σひぃっ!!!」
ジ「麻衣さん、温度計の音ですよι」
麻「な、なんだぁ～…ι」
実はあたし、かなりの怖がりなのι
麻「安原さんがあんな話するから!!」
安「あはは、すいません。
あ、何度でしたか？」
麻「そうだった。えっとねー…18度。普通かな。」
ジ「ですね。ここは大丈夫そうですな。」
安「それじゃあ次の教室行きましょうか。」
デジタル温度計を持ってあたしたちは次の教室へ向かった。
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