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お昼過ぎ、欅は起きて自分の部屋を後にした。
向かった先はキッチンだ。
欅の家庭は母親が欅が三歳の時に交通事故に遭い亡くなっているため、ご飯は欅が自分で作っている。
余談になるが、家庭科の成績はいつも五である。
あと、父親は単身赴任なのでほとんど一人暮らしみたいなものである。
「何作ろうかな・・・・」
無言で冷蔵庫を開ける。
「材料がないだと!?
しょうがない松土屋に牛丼食いに行こう。」
そお言うと、すぐに寝巻から私服に着替えた。
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