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恋ト愛ノ中間温度
一緒の時間はすぐに過ぎて
私たちは別々の道を進んだ
駅の改札口‥見送れない
ごめんね‥こんなに弱くて
貴方は私の事何一つ知らないままで
『僕が悪い』なんて謝らないで
私が隠した本当の私は
貴方を引き止めたくて泣いてしまうから
貴方は行った‥
貴方は言った
『今夜は雨だからね』と傘を私に
傘なんかじゃなくて抱き締めてよ
私は貴方の雨に濡れている
貴方がいなきゃ雨は止まない
側にいてくれるだけで良いのに‥‥‥
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