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「廉・・・・私普通に今家を出てきたけど・・・・」
「何かおかしくない?!」
「?!」
「だって自分の家なのに・・・また来るね????って」
「はははっ~」
廉は大きな声で笑い出した。
「何で笑うの?」
「だってお前気づいてないだろ?!」
「何を?!」
廉は笑ったまま何も言わなかった。
「もう=3何を?!」
「はははっ~」
廉はもう一度大きな声で笑って・・・
「お前の荷物・・・マンションに運んであるよ!」
「えっ~~~~~!」
梨佳子は廉の顔を覗きこんで、
「何で?!」
「だってお父さんとお母さんには、もう許してもらってるもん!」
廉は自慢げに言った。
「・・・。」
「信じられない・・・皆で=3」
「お父さんは海外に行かれるよりは俺が一緒にいた方が安心だって!」
「もう=3」
「嫌なの?!」
廉は少しふくれっ面で梨佳子を睨んだ。
「もしも私が本当に彼氏作って帰ってきたらどうするつもりだったの????」
梨佳子は内緒にしていた廉に意地悪を言った。
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