第4章

18/31
前へ
/259ページ
次へ
「専務がたくさん買い物してくださったので、明日から豪華な食生活ができそうです~ありがとうございました。」 「・・・あのさ~梨佳子さん会社辞めたよね」 「えっ ハイッ」 「じゃーもう俺は梨佳子さんの上司ではないから専務って呼ばないでっ」 「・・・無理です」 「何で?名前で呼んでみてっ」 「絶対に無理です」 「ハハハッ~分かったいいよ今度から専務って呼んだら返事しないから・・・」 ♪~♪~ 2人の食事に水を差すように、梨佳子の携帯が鳴った。 『橋本さん・・・』 携帯電話の表示を見て、梨佳子は廉の方を見た・・・ 「出ないの?」 あからさまに不機嫌になった。 梨佳子は廉にシーっとしてから、 「ハイっ山内です。」 「橋本です、こんばんわ 元気?何日か忙しくて連絡できなくてゴメンね~」 「いえ~私も少しバタバタしていたものですから・・・」 「明後日どうかな~久しぶりに会える?」 「大丈夫です、私もお会いしたいと思ってました。」 廉は梨佳子をグッと睨んだ 「私が会社の方に伺います。」 「分かった、じゃー18:00に来てくれる♪」 「分かりました、では明後日・・・」 梨佳子は電話を切って廉を見たら・・・ 『機嫌が悪いです#』 と書いてあるような表情で梨佳子を見た。
/259ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8906人が本棚に入れています
本棚に追加