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「引越し手伝ってもらうような仲なんでしょ?!」
「・・・・。」
「アンタね~自分の歳考えなさいよ!結婚するつもり・・・・」
ピンポン”
智美が言いかけてる途中にインターホンが・・・
モニターには廉の姿・・・
『マズイ どうしようっ まだ智美に話してないのに』
梨佳子がモタモタしていたら、
「何で出ないの?」
少し経ってモニター画面が消えた。
梨佳子はホッ
胸をなでおろした。
ピンポン”
またインターホンが鳴った
「出てあげようか?」
智美が近づいて来たので慌てて解錠を押した。
「ちょっ、ちょっと待っててっ」
上がってきた廉に説明しようと慌てて玄関を出た
エレベーターを下りた廉は大股で歩きながら、
「開けるの遅い~#」
梨佳子の顔を見るなり大きな声で言った。
梨佳子はシーッ と指でしめしてエレベーターの方に連れ戻し、
「今、芦田さんが来てて・・・」
廉は顔色ひとつ変えずに
「そうなんだ~」
言いかけた瞬間玄関のドアが開いた
廉と梨佳子は同僚の智美に見られてしまった・・・
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