第4章

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「そんな事より、明日会うんでしょ?」 「何を話すつもり?」 「1人で行ってちゃんと話せるの?」 「・・・。」 『確かに何から話せばいいのか頭の整理はできていない』 「俺が一緒に行って話しつけるよ」 「・・・。」 「ダメです!!これは私の問題なので自分でちゃんとしますから、専務は口を出さないで下さい」 「私の問題って 俺の問題でもあるだろっ」 廉は不機嫌な顔になって、 「あの人がめちゃくちゃ切れたらどうするつもりなんだよ!」 「そんな事は有り得ないですよ」 「どうしてそんなことが言える?相手は男なんだぞ=3 何するか分かんないだろ!!」 「大丈夫ですから気にしないで下さい」 『何があるか分からないってのに・・・呑気なんだよ!!』 結局納得できずふて腐れたまま帰宅した。 次の日・・・ 廉は夕方からの予定をすべてキャンセルして梨佳子からの連絡を待った。 18時を過ぎても連絡がなく、電話をしてみた。 ♪~♪~ 「おかけになった電話は・・・」 「えっ?!」 ♪~♪~ 廉はもう一度掛け直してみた。 「おかけになった・・・・」 2回とも留守番電話につながった。
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