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Love×2の2人に水をさすように緊張の糸が切れた廉のお腹が鳴った。
「?!」
「食べてないんですか?」
「食べれる訳がないだろ!!誰のせいだよ」
「スミマセン。何か作りますね~」
梨佳子は嬉しそうにキッチンに向かった。
キッチンに向かう梨佳子をフワリと、廉は後ろから抱きしめる・・・
・・・・!
「どうしたんですか?」
「今日は・・・本当に心配した」
「ありがとうございます。」
「ありがとう?!じゃないだろ#」
「こんなに心配させたから抱くくらいいいだろ~」
「・・・。」
廉に抱きしめられるといつもは安心するのに、今日の廉はまるでママに甘える大きな子供のよう・・・
梨佳子は背中の廉をそのままに料理を続けた。
「できましたよ~私のせいで晩御飯遅くなってスミマセン。」
「梨佳子さんの手料理食べれるから、食べなくてよかった」
廉は梨佳子の作った料理を嬉しそうに食べながら
「これから少し忙しくなると思う」
「・・・。」
「時間作って会いに来るし連絡もするから、会える時は一緒に食事しよ♪」
「ハイッ♪」
「携帯切ってる時も増えるかもしれない 急ぎの用件は秘書に連絡すればいいから」
「でもそんな事したら・・・」
「彼はもう分かってるから何でも話していい。」
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