戦い

3/4
147人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
咲夜「…さぁ!私を楽しませてみなさい!」 シュッ! 鋭く光ったナイフが私めがけて飛んでくる。 魔理沙「…!」 そのナイフを刀で弾いた。 キィィン! 刃と刃がぶつかり合い乾いた音が鳴り響く。 咲夜「なるほど…やっぱり…一筋縄ではいかないみたいね!」 咲夜の背中から羽のようなものが生えてきた…羽は真っ赤で血によって構成されたもののようだ。 咲夜「くらいなさい!」 咲夜は猛スピードで近づいてきた。 魔理沙「…早い!」 ガキン! 魔理沙「…く!」 素早く構えた刀の刃が折れたかと思う程すさまじい衝撃が私を襲った…。 咲夜「…フフフフフ。」 ガキィン! キィィン! 咲夜は容赦無くナイフを交えてきた…。 流石はナイフ使いだけにナイフさばきは尋常じゃないほど的確かつ素早い…。 正直な話、防ぐので精一杯である…。 咲夜「あら? どうしたの魔理沙! もっと攻めてきなさいよ!」 魔理沙「…くそ!」 ガキン! ようやく刃をとらえ、咲夜を弾き飛ばした。 咲夜「…流石ね魔理沙! だが次は逃げられないわよ!」 咲夜はナイフを掲げて所どころ、ナイフを出現させた。 咲夜の能力は時間を操る能力だ…この能力はその名の通り、時間を操る能力で、ナイフをその場にあった事にして本数を増やす事が出来る。 いつの間にかナイフは数えきれない程の数になった…。 咲夜「…さぁ!くらいなさい!殺人ドール!」 咲夜の合図と共にナイフは私めがけて飛んできた…。 魔理沙「…避けきれそうにない! ならば!」 私は銃を取り出して、魔力を注ぎこんだ。 これなら…! 魔理沙「くらえ! マスタースパーク!!」 銃口から光が漏れて一気に溢れて出てきた…。 そして、周囲は光に包まれて大きなビーム砲が発射された…。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!