霊夢

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霊夢?「まずは貴女について、本当の事を教えてあげるわ。」 黒霊夢は淡々と口を開く…普通の霊夢の口調とは全く違う…鋭く…冷たい…。 霊夢?「魔理沙…貴女は率直に言うと霊夢の半分の命を与えられて作られた存在よ。」 魔理沙「なんだって!?」 霊夢?「そして貴女はこの幻想郷の鍵となる存在…だから貴女がここに来る事を霊夢はためらったのよ。」 魔理沙「…鍵ってどういうことだよ?」 霊夢?「フフ…こういう事よ…。」 黒霊夢はパチンと指をならした。 魔理沙「…な!? うわぁ!」 黒霊夢が指をならした直後…地面からは二・三本の触手らしきものが飛び出してきて私の身体に巻き付いた。 ギチギチギチ 魔理沙「うぐ…がは…あぁ…。」 身体中の骨がミシミシと音をたてているのがわかる…それと同時に内臓も圧迫されて、口からは血と消化液の混ざった液体が口から溢れてきた。 霊夢?「まぁ、私自身が探しにいく手間が省けたのはいいわ。例え霊夢で無くても、魔理沙…貴女も博麗の命を受け継いでいるから…幻想郷と同化すればこの世は新たなる時代が始まる…。」 魔理沙「…く…そ…。」 駄目だ…意識が…くそ…霊夢…。 霊夢?「あぁ、そうそう。心配しなくても霊夢はちゃんと可愛いがってあげるわよ。 私を長い間閉じ込めてくれたお礼をたっぷりしてあげないとね。 そうねぇ…男達に強姦させるのも良いかもしれないわね…。 ふふふ…汚れを知らない無垢な身体を染め上げてあげようかしら。ふふふ、楽しみだわ。泣き叫んで「魔理沙~魔理沙~助けて~。」って呼んでも助けがこないヒーローの名前をひたすら叫ぶ霊夢の姿を想像するだけでゾクゾクするわ~。まぁ、こんな出来そこないの巫女にはふさわしい最後よね!」 何だと?貴様…今なんて言った? 私の中の何かがプチンと切れるのが感じられた。 魔理沙「貴様~!」 私の身体がいきなり眩い閃光を放ち触手を消し飛ばした。 霊夢?「な!?そんな…あの触手には神経系の毒針がついているのに何で動けるの!?」 魔理沙「貴様…貴様の方が出来損ないの屑だ! 貴様には存在価値は無い!消してやる!」
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